男の人

うつは医療機関で治療可能【明るい未来への道】

意欲減退を取り戻します

笑顔の男性

心と体が疲れてしまいます

うつ病は自律神経が乱れることで生じる自律神経失調症や更年期障害などで見られます。身体の不調に伴う精神的な憂うつ状態が長時間続くことで、うつ病が発症することがあります。中高年に多く、特に更年期障害に悩まされる女性に発症する場合があります。うつの症状はさまざまですが、心と体に意欲を持つことが難しくなる病気です。精神的苦痛に気づく前に原因不明の身体的不調からうつ病と診断される場合もあり、自らをうつ病と診断することはとても難しいものです。以前よりも思考力が落ちたり、食欲減退や睡眠障害に悩まされていると、内科だけでは治療することができず、心療内科や精神科での受診を勧められることもあります。厚生労働省がうつ病を五大精神疾患と認可したことで労災認定がスムーズにできたり、会社で不当な扱いをされることも少なくなってきて、心療内科へ自ら相談するケースも増えてきています。家族や知人が周囲にいる場合には協力を得て、一緒に受診することで不安な要素を少しでも緩和させることができます。

柔軟な思考を取り戻します

うつ病と認定させると、薬物治療と認知行動療法を開始していきます。うつ病は感情をコントロールしているノルアドレナリンやセロトニンといった神経伝達物質のバランスが崩れて起こります。そのため、薬物による治療で、セロトニンの量を調整したり、正常に神経伝達物質が稼働するように抗うつ薬を投与していきます。以前は副作用がありましたが数多くの抗うつ薬が開発され、自分の体質にあった薬で治療することで極端な副作用が少なくなってきています。副作用は主に便秘や下痢といった消化器系のものや、吐き気を生じさせるものがありますが、一定の時期が過ぎると落ち着いていき、薬の成分が効いていくようになります。また、否定的な思考を整理して、より柔軟な思考に考え方を変えるために認知行動療法による治療を行います。精神保健指定医師の資格を持つ臨床心理士などがカウンセリングを継続的に行い、再発防止のためにも長期的に通院しながら自己の思考を整えていきます。うつ病は自分の力だけではなかなか治らない病気です。専門の医師に相談をしてみましょう。